液タブ、板タブ どっちがいいの?デジタルで絵を描こうの初心者向け タブレットとおすすめを紹介

 

 

ペンタブ(ペンタブレット)または液タブ(液晶タブレッド)はデジタイザーペンで描いた情報をお絵描きソフトに伝えるために必要な機材です。ペンタブは、パソコンとタブレッドが分離していて、タブレットで描いた情報は筆圧も含めてすべて伝わり、アナログでのお絵描きと同じ感覚で絵が描ける機材です。

ペンタブレット(ペンタブ、板タブも同様に)は、手元を見ずにモニターを見ながら板状のデバイスで絵を描くものです。初めての方は話が別で、絵を描くのに必須と言って良いほど重宝するペンタブレットは未知の領域です。種類が多く、 最初は価格のこともあって「板タブ」(ペンタブレット)を使う人が多いかと思います。 でもたくさんの意見を見ていると「板タブ」を使っていると「液タブ」にやっぱり移りたいという意見が多いです。

液晶タブレット(液タブ)は、液晶画面の上でペンを描かせると、専用ペンでダイレクトに線を描き込むことができ、紙に描いているのに近い感覚で手元を見ながら絵を描くもの。絵を描くタブレットと画面が一体化しているのが液タブの特徴です。ペンタブはワイヤレスで使用できるものもあるというメリットがあります。液タブは、アナログの絵描きと同じような感覚で描けるのでとっかかりが楽な点が特徴です。

価格の面ではペンタブがおすすめです。ただ、液タブは操作性が良く、とっかかりが楽な点が魅力ですので、どちらにするかは操作性なども含め、実機を触って確認しておくことをおすすめします。また、ペンタブを選ぶ際はモニターサイズに合わせて、小さいモニターには小さめのサイズ、大きいモニターなら大きめのサイズをチョイスするのがおすすめです。

 

 

 

初心者向け|ペンタブのおすすめ製品

趣味・お試しでちょっと描いてみたいとか、後ほど良いものに買い換える予定がある場合は、安価で手に入れやすいペンタブを買うのがオススメです。それでは比較的購入しやすく、初心者向けとしておすすめなペンタブを紹介しましょう。

 

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日本製のタブレットとして非常に有名な ワコムWacom)の商品。2018年における国内でのシェア率 98.8% を誇っているブランドでとても凄い! 1万円以下の、お手頃価格のペンタブです。デジタル絵を描く初心者におすすめのワイヤレスペンタブです。価格はお手頃ながら、筆圧レベル最高4096で、煩わしいケーブルもなくすっきりとした環境でお絵描きができます。

 

 

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ペンタブの中でも高性能でプロも使う人気のシリーズ。Intuos Proにはサイズが2種類ありますので、モニターのサイズに合わせてMまたはLを選びましょう。プロ仕様とは言え初心者でも扱うのは難しくありません。ペンの傾き検知機能搭載で、まるで紙に書いているような感覚で描けます。イラストに必要な機能がたくさん搭載されているので、イラストレーターさんやアニメーターさんなどにおすすめです。

 

 

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日本において立ち上げたブランドXP-PENの製品です。作業領域が広い、筆圧レベル8192で高い。アマゾンなどネットショップでも高評価を得ていました、ペンタブに慣れていない初心者にとっては使いやすいです。板タブの中では安価でコンパクトな製品です。

 

 

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デザインと卓越した性能で2018年グッドデザイン賞を受賞したペンタブレットですダイヤルにタッチパッドが製品の特徴です。サイズ(9x5インチ)が一般的なペンタブレットより大きいなデザイン。ペンタブ初心者にもおすすめです

 

 

 

プロ仕様|液タブのおすすめ製品

次に、液タブのおすすめ製品を紹介します。機能面では液タブのほうが優れていますから、本格的に絵を描く仕事がしたい人は、液タブを買っておいて損はないと思います。ペンタブに比べると高いですが、直感的に操作しやすいので、初心者にも扱いやすいでしょう。

 

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液タブの中では安価でコンパクトな製品です。筆圧レベルは8192で、繊細なタッチ、精度、レスポンスで紙のような感覚で絵が描けます。コンパクトな液タブを探している初心者の方におすすめです。さらにiPadProと同じフルラミネーション加工。ガラスの厚みがゼロに近く、視差がほとんど無い。

 

 

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Artist 12 proと同様にホイールを回すとイラストの拡大縮小ができるのが使いやすかったです。画面サイズは小さめですが、大きめイラストでもホイール操作で拡大縮小しながら描き込めます。筆圧レベルは8192で、色味はワコムのCintiq 16 などの色域72%よりも高い85%。アナログ環境でもそこそこ描く方なので、16インチの液タブの中でかなりの高スペックなんですが、違和感なく使えております。

 

 

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  • Cintiq 16 (DTK1660K0D) (Wacom

人気のワコム製液晶タブレット。描き心地は追尾性能、筆圧感知ともによかったです。また思ったよりも繊細に書けます。コンパクトなサイズで、場所を気にせずタブレットの角度を調整できるため使いやすいです。

 

 

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  • Cintiq Pro 24(Wacom

23.6型、最大4K解像度対応。筆圧8192レベル対応。液タブの中でも、最高峰の仕様を誇るのがWacomのCintiq Proシリーズです。「Cintiq Pro 24」は、カラーの再現度が優れているなど高性能。フラグシップ、大画面な液タブを望む人にはぜひお試しください。

 

 

 

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XP-PENのフラッグシップモデル、大画面QHD液晶ペンタブレットです。筆圧8192レベル対応。液タブの中でも、最高に誇るWacomのCintiq Proシリーズに有力な挑戦者です。Adobe RGBを約90%カバーしているとのことです。「Wacom cintiq 24hd」と比べるとイマイチですが、HUIONなど他の海外メーカーさんはNTSC72%だったり、実際使用してみると、画面はすごいきれいです。税込みで約10万円と、上位機への野望が伺える仕様と価格です。

 

 

まとめ

デジタル絵を描くために揃える必要のある機材と、おすすめのペンタブ・液タブをそれぞれ紹介しました。 お試しで使ってみたい、安価で手に入れたいならペンタブがオススメ。 仕事で本格的に使っていきたい、お金を惜しまないなら液タブがオススメ。総合的な判断としては、練習用、エンジ処理などお手伝い、同人マンガ、イラストなどにxp-penは十分と思います。プロの方はワコムさんの製品をお勧めします。ご購入の検討に活かしていただけたらなと思います。